幻のコーヒー牛乳『白バラコーヒー』が福岡でも手に入るらしい

みなさんは『白バラコーヒー』なる飲み物をご存知だろうか?ネット上では「キング・オブ・コーヒー牛乳」とも称えられ、某シアトル系コーヒーショップのアイスラテと比肩すると言っても過言ではない美味しさのコーヒー入り乳飲料である。

『白バラコーヒー』は鳥取県の『大山乳業農業協同組合』が製造、主に中国地方を中心に販売しているためここ九州ではなかなか手に入れるのが難しいと思われていた。記者も広島などに行った際に大量に買い込んで帰っていたのだが、実は福岡でも比較的簡単に手に入ることが分かったのでお伝えしたい。

その前に『白バラコーヒー』の美味しさの特徴を簡単に解説しておこう。
他の製品との大きな違いとして脱脂粉乳を一切使用せず生乳をふんだんに使っておりその使用率は70%と大変高い。乳脂肪分もコーヒー入り乳飲料の代表格『雪印コーヒー』が0.6%なのに対してこちらは2.5%と大変濃厚で大山の良質なミルクのコクと自然な甘みを楽しめる逸品となっている。また香料やカラメルを使用せずミルクとコーヒーと糖類のみで作られているため非常にピュアな味わいが特徴的だ。

実は以前から福岡市内でも大山乳業のトラックが走っているのを数回目撃したことがあり福岡にもどこかに卸先があるのだろうと予測をしプレミアム商品を扱っている高級スーパーやデパートの地下食品売り場にあたりを付けて幾度か見回ってみたものの『幻のコーヒー牛乳』の姿を見かけることはなかった。
しかしこのたびふと立ち寄ったスーパーでサラッと陳列されているのを発見。あまりにも自然にディスプレイされていたもので驚いてしまった。
そのスーパーとはリンゴマークでおなじみの『エフコープ』である。

調べたところ『エフコープ』ではすでに20年近く前から大山乳業の商品を取り扱っており、『白バラコーヒー』以外にも牛乳やシュークリームなど様々な商品を販売している。
『エフコープ』に加入していれば『白バラコーヒー』の存在はもはや当たり前のものかも知れないが、記者のようなエフコープ未加入の白バラフリークにとっては『リンゴマークマジGJ!』としか言いようの無い事態である。もちろんスーパー店頭のみならず配達でも注文することができるぞ。

気になるお値段だが店頭では1リットル入りが1本228円で販売されている。他のコーヒー入り乳製品が1本140円前後で販売されていることに比べるとやや割高ではあるがその美味しさは折り紙つきだ。今まで飲まれたことがない方はこれを機にぜひ一度ご賞味いただきたい。