今回は北九州界隈ではポピュラーな『タコ公園』にスポットを当ててみました。
「タコ公園に行ってくる」
私が幼少のころ、当たり前のように母ちゃんに言っていたこの台詞。しかしこのフレーズ。どうやら選ばれし地域に住む者だけが使える台詞であった事が最近判明した。
発端は北九州に住む私Mr.サタン(以下『サ』)と、福岡に住むゲーリー落合(以下『ゲ』)との他愛のない会話の中にあった。
サ:「子供がタコ公園でさぁ~」
大人なら、別に知らなくてもその場の雰囲気で話しを合わすのだが、我が編集長ゲーリー落合はスルーできなかった。
ゲ:「た、タコ公園!?・・・」
タコ公園という響き・・・
どこか卑猥な香りがするタコ公園・・・
『なぜ、この俺が知らないんだ・・・得意とするアンダーグラウンドな世界なのに・・・』
というゲリ落の心の叫びが聞こえんばかりに、いつも以上に興味津々だったので、選ばれし場所に住んでいる僕が、タコ公園の世界に連れて行ってあげようと、写真撮ってきました。では、まずコチラ。
大草原にひっそりとたたずむオクトパス ~志井公園~
福岡県北九州市小倉南区にある公園で、モノレールの志井公園駅すぐ近く。アドベンチャープールからもほど近い立地にあるタコである。だだっ広い場所に一箇所だけあるのがこのタコ(遊具)であり、鬼ごっこの修羅場は決まってこのタコ内で繰り広げられる。
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大都会のオクトパス ~勝山公園横~
都市高速が入り乱れる小倉のど真ん中に、突如現れたタコ公園。実は20数年前にお世話になった記憶があるので、ひょっとすると二代目?三代目なのかもしれない。
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関門海峡直下型オクトパス ~和布刈公園~
関門海峡の真下に位置する『めかり公園』内にあるタコ。私が知る限りここのタコは最大にして、最高のディテールに仕上がっている。実は最近、関サバや大間のマグロに続けとばかりに『関門海峡たこ』というご当地ブランドを立ち上げた漁協組合だが、ブランド以前から鎮座していたのは言うまでもない。
めかり公園のタコを知らずして、タコ公園を語るべからず
と言っても過言ではないだろう。
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今回思い浮かんだだけでも3箇所がすぐさま脳裏に出てきたが、北九州、とりわけ小倉界隈はタコ公園に恵まれている土地なんだなと改めて気づかされた。また、小倉界隈ではタコが嫌いな子供をほとんど見た事がないが、このように子供の頃からタコに対して愛着を持って接しているからこそタコ嫌いがいないのでは?と新たな疑問も浮上してきた。
謎が謎を呼ぶタコ公園。
近所にあるタコ公園情報!是非、お待ちしております!