【ホークス戦評】6/29 対東北楽天ゴールデンイーグルス8回戦(Ｋスタ宮城) ●4-5　延長戦残り1アウトの悲劇

3-3の同点で迎えた10回表、ホークスは川﨑がヒットで出塁すると、続く本多の場面ではヒットエンドランを敢行。これが成功し1死1・3塁のチャンスを迎え、3番松中の犠牲フライで勝ち越しに成功。あとは10回裏を守りきるだけとなったホークスは不動のストッパー馬原が登板すると簡単に2者連続三振に取り誰もが勝利を信じて疑わなかったのだが……。草野、高須とどちらも2ストライクまで追い込むも連打を許し、2死1・3塁のチャンスを与えると、続く岩村がレフトに放った打球をレフト長谷川が見失い、結果サヨナラタイムリー2塁打となり劇的な幕切れ。あと1アウトに泣いた試合だった。

ホークス　110 010 000 1 |4 (10)

イーグルス　030 000 000 2x|5 (12) 　※()内はヒット数

【勝】有銘1勝0敗1S

【負】馬原1勝2敗9S

【セーブ】

【本塁打】

【バッテリー】(ホークス)和田、ファルケンボーグ、馬原‐山崎、細川

(イーグルス)川井、青山、美馬、有銘‐嶋

◇パ・リーグの結果◇

ロッテ4－1日ハム

西武3－0オリックス

ソフトバンク4－5楽天

30日(木)はクリネックススタジアム宮城での東北楽天ゴールデンイーグルス戦。

予告先発は、ホークス岩嵜翔、イーグルスはヒメネス。

岩嵜君は5/5イーグルス戦で7イニング3失点の惜敗。ここのところ調子を上げてきているので雪辱を果たすことに期待がかかる。恐らく5～6回を投げてのリレーになるので中継ぎ陣もしっかりといったところ。初対決となるヒメネスはお世辞にも良いピッチャーとは言えないのだが、初顔合わせでコロっと足元すくわれるパターンには要注意。

〈まとめ〉

・完全に勝ち試合でした。今日は相手を誉めるべき。

・これを言うと元も子もないが最後の長谷川の守備、「あれは取れてた」(動画参照)。

・馬原はセットポジションに難アリなのか、2アウト取るまでとそれ以降で印象がかなり違う。

・和田は8回3失点なら充分及第点なのだが、どうしても高みを求めちゃいますよねぇ。

・和田-山崎と和田-細川で見てる分には差を感じないのだが相性って何なんでしょうね？

・ここのところ松中さんメチャクチャ調子いい！打席での佇まいにオーラ出てる。