【速報】松本龍復興相 辞表を提出

共同通信の発表によると民主党・松本龍復興相は5日、辞表を提出したとのこと。松本復興相は3日(日)の被災地訪問の際、岩手・宮城県知事への発言内容が問題視されていた。

3日の東北訪問、および4日の会見で問題発言とされる部分は以下の通り。

【岩手県・達増拓也知事との会談】
  • (私は)九州の人間だから東北の何市がどこの県か分からない。(仮設住宅について話す知事を遮り)本当は、仮設はあなたがたの仕事だ。次の恒久住宅のようなものをわれわれは構想する。そこでみんなどんな知恵を出せるか。
  • 震災の発生から3カ月以上もたって、国が市町村に寄り添うことは(これまで)なかった。私はボーッとしていたけど大丈夫だった。みんなでやってくれた。私は被災地行脚に行こうと思っている。
【宮城県・村井嘉浩知事との会談】
  • (応接室で待たされたことについて)お客さんが来るときは、自分が入ってからお客さんを呼べ。長幼の序が分かっている自衛隊(村井知事がかつて所属していた)ならやるぞ。今の部分はオフレコな。書いた社はこれで終わりだから。
【4日の首相官邸での説明】
  • はっきり言いましょうか。僕は呼ばれて(応接室に)入ったのに3、4分出てこなかった。だから怒ったんです。九州の人間は、本人が(部屋の中に)いてお客さんを招きますよ。出てきて何も言わなかったからそういう行儀の悪さというか、長幼の序とかをわきまえたほうがいいと話しました。映像を見てください。おかしかったらおかしいといってください。
【4日の記者会見】
  • 言葉足らずだったり、私は九州の人間ですけん、ちょっと語気が荒かったりして、結果として被災者の皆さんを傷つけたということであればおわび申し上げたい。
  • 私も博多の人間やけんね、語気が荒かったりした。ですけど、相手が知事ですから。市町村、被災者との話ではこういうことは申し上げないし、真剣にコンセンサスを得ていただきたい、さまざまなことで住民合意していただきたいということを申し上げたということに尽きます。
  • 私はちょっとB型で短絡的なところがあって、私の本意が伝わらない部分があることはさっき女房からも電話がありましたし、反省しなければならないと思っています。
4日の釈明では、自らの舌禍に九州出身者、福岡出身者、B型の方まで巻き込む形となり反発を受けている。ちなみに博多には『博多時間』(「9時集合」と言われたらその数分後が定時となる博多っ子特有の時間概念。)なるものが存在し、多少の遅刻には寛容な人の方が多いということを全国の方にお伝えしておきたい。