当初、「フジテレビの親韓の偏向放送を止める。日本の文化を維持発展するのもメディアの役割であることの主張」をするべく、2011年8月7日(日)14:00よりフジテレビ本社があるお台場での『フジテレビ抗議デモ』を計画していたのだが、デモ発起人の不手際で所轄の東京湾岸警察署からデモ開催の許可が出なかった。このことにより『フジテレビ抗議デモ』は一転、「台場界隈を散歩しながら独り言をつぶやく(※やや大きな声で)」という『お台場周辺散歩オフ』へと変更になった。
この事態を受けてデモに参加しなかった在宅2ちゃんねらーの反応は「どんだけグダグダなんだよ」「お散歩オフとかなめてんのかww」「だっせwwwww 愛国戦士どこいったwwwww」「ネットでは尊大で傲慢なネトウヨもリアルじゃゴミカス」などおもに辛らつな意見が飛び交い、誰もが参加人数極少の悲惨なオフ会の光景を予想していたのだが……。
散歩参加者の様子 by twitpic.com/629sdl# |
ニコニコ生放送での配信の様子 |
これには誰もが過疎オフ会の模様が映し出されるメシウマ(「飯が美味い」の略。他人の悲惨な様子を眺めて悦に入る様子を指す。)を期待していただけに意表をつかれる結果となった。またストリーミングサイトでの視聴者も20万人(【フジテレビ】抗議デモスレまとめwiki発表)とこちらも大盛況。
主張の是非や抗議の方法論については置いておくとしても、これまで「口だけの腑抜け」「敵に回すと恐ろしいが味方に付けると頼りない」と言われてきた2ちゃんねらー達がこのようなひとつのムーブメントを起こしたことは国内インターネット史においてエポックメイキングな出来事だったのではないかと思う。
フジテレビに対するインターネットユーザーからの抗議の動きは引き続き8月21日(日)にも開催される(こちらは正式なデモとして)という。今回の模様を見て触発された人たちでより規模の大きなデモになりそうだ。引き続き注目していきたい。