【九州新幹線】新鳥栖-久留米が乗車時間わずか4分で2,130円かかる件について

Photo by yahoo.co.jp
今年3月に開通した九州新幹線だが、博多-新大牟田までの各駅間の利用が伸び悩んでいるという。


それもそのはず博多-新大牟田間で新幹線を利用すると所要時間34分で運賃は3,640円(乗車券1,250円特別料金2,390円)。これが西鉄大牟田線(西鉄福岡-大牟田)を利用すると所要時間1時間6分で運賃1,000円と時間は多少かかるものの運賃は3分の1以下となっている。乗車券そのものはJRと西鉄で大きな差は無いが新幹線の特別料金(特急料金)が大きな重石となっている。

そのことが一番顕著なのが新鳥栖-久留米間。7.1kmの距離は新幹線の駅では東京-品川の6.8kmに次ぐ2番目に短い距離で乗車時間はわずか4分。これに対して乗車券220円に特別料金1,910円(自由席利用時は830円)が加算され片道2,130円(自由席利用時1,050円)と非常に贅沢な路線となっている。例外ではありますが博多-博多南(8.5km)間が290円で乗れることを考えると大変割高に感じます。

そこでJR九州は16日の定例記者会見で、九州新幹線について、博多駅と、福岡・佐賀両県内の駅間を対象に新たな割引切符の導入を検討中であることを明らかにした。

これに対するネット上の反応は、
「久留米と船小屋が全く要らないな」
「新大牟田も新鳥栖も在来線との乗り継ぎが悪い」
「駅多すぎて新幹線の意味無し」
と、県内の駅の多さを指摘する声が多く目立った。

どのような料金体系になるか不明だが、通勤客も気楽に利用できるよう勘案されたものであると利用価値も出てくるのではないだろうか?