【iPhone4S】ソフトバンク vs auのスピード比較動画

by youtube
昨日auとソフトバンク2つのキャリアから発売されたiPhone4S。発売前からどちらのキャリアにアドバンテージがあるかが話題となっていたが、ニュースサイト『ギズモード・ジャパン』では「[ #iPhone4S ]au速すぎワラタ...ソフトバンクとauでネットワーク速度対決!!」と題して、早速回線速度比較を行ったところその差は歴然。衝撃の結果が出ている。


左側の白色の2台が『au版iPhone4S』、右側の黒色がそれぞれ『iPhone4(先代)』と『SB版iPhone4S』となっており、下り速度はauの2台が1.68Mbpsと1.26Mbps。そしてSB側は『iPhone4』が82.13kbps、『iPhone4S』が88.30kbpsと、その差は約20倍。ちょうどADSLとISDN程度の開きが出ている。ちなみに理論上の最高速度はau=3.1Mbps、ソフトバンク=14.4Mbpsと発表されており、いかにベストエフォートのスペック値があてにならないかが浮き彫りになっている。

しかしこの結果を踏まえてソフトバンク=遅いと決め付けるのは些か早計。わずか1地点の結果で判断すべきではないことはもちろんのこと、2キャリアにおけるトラフィックの占有率にも注目しなくてはならない。ソフトバンクは従来のiPhoneを初めとしたスマートフォンユーザーが多数を占めるのに対してにauにおけるスマートフォンユーザーはまだまだ少数派だ。これによりauの方がトラフィックに余裕があるとも言われており、理論上の上限速度は低くてもauの方が高速であることは予想されていた。しかし今回のiPhone4Sリリースによってスマホユーザーが増加することでSBのようにトラフィックが圧迫される事態も充分に考えられる。そういった状況になってからがauの真価が問われるのではないだろうか?