ソラリアシネマが11/30(水)で閉館 22年の歴史に幕

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福岡市天神・ソラリアプラザにある『ソラリアシネマ』が今月いっぱいで閉館します。11/5(土)から閉館までの期間中はスタッフがセレクトした22作品を再映。『恋愛小説家』『サマーウォーズ』『ドリームガールズ』『マリーアントワネット』『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』など国内外の名作が大人850円で鑑賞できます。

再映作品のラインナップはソラリアシネマのHPでご確認ください。11/30(火)の『THIS IS IT』は大音量上映ということで注目です。

ソラリアシネマは前身である『センターシネマ』が1956年に開業、福岡スポーツセンターがソラリアプラザへと建て代わった1989年に同映画館もオープンしました。

東宝系の封切り作品のみならず単館系の小品も上映される渋めのセレクトと、オープン時がバブル時代という背景もあり、大人のデートで使われるようなどことなくオシャレ感を漂わせる映画館でした。しかし経営する西鉄によると、シネコンが進出してきた1998年以降は業績も低迷していたとのこと。

市内のミニシアター系映画館は2009年にシネテリエ天神が、今年の5月にシネ・リーブル博多駅が相次いで閉館しており、残すはKBCシネマのみ。時代の流れとは言え寂しい限りです。