11/08/2011
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福岡ソフトバンクホークスの柴原洋外野手(37)が、今季限りで現役を引退することを自身のブログで発表した。9日に引退会見が行われる予定。
97年ドラフト3位(※)でダイエー(現ソフトバンク)に入団した柴原は、シュアなバッティングと広い守備範囲でゴールデングラブ賞3回、ベストナインを2回獲得、小久保、松中、城島と共に「ホークス四天王」と呼ばれるなど不動のレギュラーとして活躍、北九州出身ということもあり、ホークスファンの間で絶大な人気を誇ったが、ここ数年は持病の腰痛もあって徐々に出場機会が減り、さらに今年は若手の台頭もあり出場はわずか11試合にとどまっていた。
※97年のドラフトは1位が井口忠仁、2位は松中信彦、さらに倉野信次、岡本克道も指名されたという恐ろしく豪華なドラフトであった。
入団1年目から1軍昇格し2年目には打率3割を達成するなど、間違いなく天才バッターの一人であった。好不調の波が大きくまた怪我の影響もあったが、15年間毎年1軍出場を果たし通算1382本のヒットを積み重ねた。最近では08年の開幕戦での逆転サヨナラホームランが記憶に新しい。
10月末時点のブログでは現役続行への意欲を見せていただけに非常に残念ではある。引退後の進路はまだ未定とのことだが、今後の活躍、そしてコーチとしてホークスに戻ってきてくれることを期待したい。来年3月オープン戦での引退試合が予定されている。
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