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さて、新年1発目のニュースです。ご覧になられた方も多いと思いますが、昨晩放送されたNHK『ゆく年くる年』で衝撃映像が飛び出しました。しかも新年の幕開けと時を同じくして・・・。
大晦日に除夜の鐘を撞くお坊さん。『ゆく年くる年』でのいつもの見慣れた光景。しかし今年の坊主は一味違う。それはまるでTBS『SASUKE』における1stステージあたりの『なんとかスライダー』で失敗した人のような・・・。
新年の幕開けを告げる鐘。おのずと力が入るこの場面で坊さん、魂を込めた一撞。しかし気合が仇となり撞木の重さに体ごと持っていかれ梵鐘の下にダイブする坊主。そして神タイミングで流れる「2012年、平成24年の幕開けです」のナレーション。新年一発目からお茶の間の初笑いを誘うめでたい、しかし受験生にとっては何とも縁起の悪い映像。
そして、『ゆく年くる年』の裏でやっていたテレビ東京系列恒例の『東急ジルベスターコンサート』。実は私こちらの方を見ていました。クラシックの曲終わりと同時に新年を迎える演出が毎年鳥肌必至の良プログラムで死ぬまでに一度は生で観てみたいと思っているのですが、こちらでも地味に珍事件が勃発。
2011年の最後を飾る曲は『ボレロ』。これまでのジルベスターコンサートでも第1回やミレニアム記念・第10回記念といった節目で度々披露されてきた番組を象徴する1曲。その勇ましいスネアドラムの音色にいやが上にも期待が高まります。当然、ラストは「チャー!!ジャジャジャジャンッ!!♪ バシューン!!(紙吹雪発射。0時ちょうど)」を期待していたわけですよ。
しかし今年の『ボレロ』は心なしかアップテンポで曲の持つ雄大さに欠ける演奏。とは言え見てる側としてはオーラスさえバッチリ決まって気持ちよく新年を迎えられたらそれでOKです。そして時計の針が0時に近づき緊張の一瞬を迎えます。
「ダン!!ダカダダンダンッ!!♪」
「チャー!!ジャジャジャジャンッ!!♪」
・・・・・・・・・・・・・(沈黙)・・・・・・・・・・・・・・
「バシューン!!」(この間5秒)
※動画アップされました。
『【動画】非常に気まずい『東急ジルベスターコンサート』ボレロでのカウントダウン失敗シーン』
こちらの番組では坊さんではなく観客および視聴者が思わずズッコケました。カウントダウン5秒前に演奏が終了してしまったのです。5秒のラグはどうやら番組の歴史上最長の模様。とてつもなく重く長く感じた5秒間。テレビの前で思わず苦笑いをしつつ非常にビミョーな気持ちのまま迎えた新年となりました。
現地に見に行かれた方も、
「10回連続でジルベスターコンサートを見に行っているが、今回のはひどすぎるの一言!」と酷評。
「テレビではほぼ毎年、会場は5回目だったけど今までで最悪のカウントダウンでした・・・」
スタートから何かとズッコケ連発の2012年、今年は何かが起きそうな臭いがぷんぷんします。