元・ラフォーレ原宿小倉がオタク特化型サブカルビル『あるあるCity』として5年ぶりリニューアル。一言で例えると『九州の中野ブロードウェイ』。

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かつての小倉のファッションスポットがオタクの殿堂に生まれ変わる。

小倉駅北口の『ラフォーレ原宿・小倉』だったビルがアニメ・漫画・ゲーム・アイドルなどのオタク文化に特化したサブカルチャービル『あるあるCity』として27日(金)10:30にハーフオープンします。何がハーフかというと、館内には北九州市が運営する『北九州市漫画ミュージアム(仮)』の完成を8月に控えており、同ミュージアムの開館をもってグランドオープンというわけです。

ラフォーレの閉店以降、駅前という抜群の立地ながら半ばゴーストビル化しており言わば”北九州市の衰退を象徴する存在”だった同ビルですが今後は文化発信拠点としての役割が期待できます。また、正式には決定しておりませんが小倉駅北側の海沿いに(総合展示場の辺り)ギラヴァンツ北九州の新スタジアムの建設も検討されており、このエリア、今後アツイかもしれません。

さてこの『あるあるCity』、触れるべきポイントがたくさんありすぎて困ってしまうのですがまずはフロア構成をご覧ください。
あるあるCityフロアガイド

あるあるYY劇場(お笑い/吉本常設劇場)
(仮称)北九州市漫画ミュージアム
(仮称)北九州市漫画ミュージアム
催事場(イベントスペース)
スマイルステーション(プリクラ・アミューズメント)
まんだらけ 小倉店(まんが・アニメ・TOY、サブカル書籍、企業モノ、アイドル)
キャラスト(キャラクターグッズ)
アニメイト 小倉店(アニメ・ゲームのトータルショップ)
カードラボ 小倉店(トレーディングカードゲーム)
ゲーマーズ 小倉店(アニメゲーム関連商品全般)
メロンブックス 小倉店(コミック・同人・ゲーム)
らしんばん 小倉店(アニメ・ゲーム・コミック系)
ANIMAX MUSIX CAFE(アニメ全般・コンセプトカフェ)
MAPLE(ウイッグshop)
ジャングル(おもちゃ全般)
G-stage(ゲーム)
ROBOTROBOT 小倉店(和洋玩具)
マウスコンピューター小倉ダイレクトショップ(PC/PC周辺機器)
Fate/Zero Shop(アニメ関連商品)
カードショップ ファイヤーボール(カードゲーム・トレカ)
軸中心派 小倉店(オリジナル美少女イラストグッズ全般)
AcLabo 小倉店(インターネット関連)
キャラスト(キャラクターグッズ)
メディアカフェポパイ 小倉駅北店(インターネットカフェ)
アメリカンゴルフスクール 小倉校(ゴルフスクール)
アパマンショップ 小倉駅新幹線口店(不動産の賃貸斡旋)
B1
RAZIランド(ラジコンカー専門店)
シューティングセンター AIR-G(エアーガン全般)
9年ぶりの復活『あるあるYY劇場』
まず最上階となる7階ですがかつて博多駅交通センターにあり2003年に閉館した『よしもとゴールデン劇場』以来約9年ぶりに吉本の常設劇場が福岡に復活。

毎週月曜~木曜に行われる『ゲツモクLIVE』では人気芸人が日替わりでMCを担当。このメンツがかなり豪華で月曜日はウーマンラッシュアワー、火曜日はバッドボーイズ、水曜日はパンクブーブー、木曜日はチーモンチョーチュウが担当する。また、月、水、木にはHKT48、火曜にはNMB48のメンバーがアシスタントとして参加。このライブの模様はTVQの深夜番組『あるあるYYテレビ』(月~木 0:53-01:23)で放送されます。

ゲツモクLIVEの入場料は500円と格安でチケットはチケットぴあ他プレイガイドでも発売されます。

多くの著名漫画家の出身地・北九州『北九州市漫画ミュージアム(仮)』
北九州市は松本零士先生・わたせせいぞう先生・北条司先生・星里もちる先生など多くの有名漫画家を輩出しています。そこで北九州市は漫画文化の素晴らしさを世界に発信すべく『北九州市漫画ミュージアム(仮)』をあるあるCityに8月オープンします。

松本零士先生の漫画世界を再現したコーナーから、多彩なジャンルの漫画が楽しめる閲覧ゾーン、さまざまな漫画イベントが開催されるイベントコーナーや多目的スペースなどで構成されます。入場料は現在のところ不明ですが開館が待ち遠しいところです。

中野ブロードウェイばりに充実のオタショップ群
4階より下は「よくもまぁここまで集まった」という感じの有名オタクショップが大集結。まんだらけ・アニメイト・メロンブックス・ゲーマーズ・らしんばん等々。この中では特に3階が激戦区の模様。通称”萌えのコンビニ”『らしんばん』は福岡初出店となります。


ここまで駆け足で見てきましたが、この他のオープン記念イベントやお店に関する情報などは公式サイト()をチェック。”福岡の最も本州寄り、新幹線駅直結”という立地と統一されたコンセプト。北九州市近郊のみならず県内外への訴求力は充分でしょう。これ熱心なアニメファン・お笑いファン・アイドルファンなら遠征してでも行きますよね。そしてこれらは遠征を苦にしない属性の人たちという。上手いことできてます。今後小倉の起爆剤的な存在になりそうな気がします。