福岡県内の大雨警報/土砂災害警報をすべて解除、引き続き警戒を

昨日の矢部川の様子。
決壊した堤防は今日午前中にも仮復旧する見通し。
福岡管区気象台は筑後地区の4つの自治体に出ていた大雨警報ならびに土砂災害警戒情報を解除しました。これにより、県内すべての自治体で解除されました。


大雨警報ならびに土砂災害警戒情報が続いていたのは久留米市・八女市・うきは市・広川町の4つの自治体で、今朝6時20分に土砂災害警戒情報を解除。続いて6時46分に大雨警報を解除しました。

しかし気象台は引き続き、久留米市・柳川市・八女市・筑後市・大川市・みやま市・大木町に洪水警報を出して、河川のはんらんに警戒するよう呼びかけています。

11日から続く大雨で福岡県内では1人が死亡、2人が心肺停止状態、さらに1人が行方不明となっています。

昨日複数の自治体で相次いだ避難指示も今朝に入ると続々と解除されましたが、朝倉市のおよそ400世帯1,300人余りで避難指示が続くほか、八女市山間部の2,101世帯、5,443人が土砂崩れなどによる道路寸断によって孤立状態が今なお続いています。