玄海原発1号機ストレステストの結果を公表「十分な安全裕度を有している」

九州電力は13日(月)、玄海原子力発電所1号機のストレステスト(耐性評価)の1次評価結果を公表しました。九電は調査に関する報告書を原子力安全・保安院に提出。今後、国による審査が行われる予定。


玄海原発1号機は1975年に運転開始と九電管内の原発で最も古く、以前から原子炉圧力容器の老朽化が指摘されていました。原子炉圧力容器の耐久性については今回のストレステストで検査を行なっていないものの、九電は「これまでの検査を通して安全性に問題はないと判断している」と説明しています。

九電はこれで玄海・川内の全6基のストレステストを終了。国による安全審査を待ちますが再稼働の目処はたっていません。


玄海原子力発電所1号機の安全性に関する総合評価(一次評価)の結果報告について(九州電力)