WBCプエルトルコ代表にダイエー最強助っ人バルデスが選出される

3月2日(土)に本大会が開幕するワールド・ベースボール・クラシック。第1ラウンドC組で出場するプエルトリコ代表にあのダイエーホークス最強の助っ人ペドロ・バルデス(39)が選出されていたことが分かりファンを騒がせています。
誰もがイロモノ選手と思っていたが
バルデスは2001年にダイエーに入団。KBCアサデスのCMでの「アサデース、バルデース、ガンバルデ~ス!!」の強力パンチラインを引っさげてお茶の間に鮮烈デビューしたものの、その色物っぽさから「どうせバンクスみてーなもんだろ」と、大して活躍が期待されていなかった。
恐怖の2番打者、100打点カルテット
しかし蓋を開けてみると入団前年まで在籍していたプエルトリカン・ニエベスの完全上位互換で、他球団の投手からはその高い打率と1発も打てるパンチ力から『恐怖の2番打者』として恐れられ、2003年には井口・城島・松中とともに『100打点カルテット』の一角として大活躍。『ダイエーホークス最強の助っ人』とまで呼ばれた選手。
プエルトリコの生ける伝説
ダイエー退団後はメキシカンリーグ→LGツインズとうつり、その後故郷のプエルトリコウィンターリーグを主戦場として活躍。2010年にはリーグ最年長にしてMVPを獲得し、その栄誉を讃えられバルデスの背負う背番号20は所属チーム・サントゥルセ・カロリーナの永久欠番となりました。

そして今シーズン限りで現役引退を表明。先月1月に引退試合が行われましたが最後までチームの4番として打席に立ちました。

従って今回のWBCはバルデスにとって野球選手として最後の舞台。遠い日本からも彼の活躍を期待したいですね。

またプエルトリコ代表にはほかにもヤクルトのロマン、元巨人で今シーズンロッテに移籍のゴンザレス、昨年DeNAを自由契約になったジオら、日本に馴染みのある3投手が選出されている模様。

第1ラウンドA組に入った日本代表とは決勝ラウンドまで対戦することは無いものの、是非とも双方勝ち上がってもらい、この両チームの対戦を見てみたいものですね。