オードリー若林が説く「Twitterで怒らないで済む方法」



オードリー若林が説く「Twitterで怒らないで済む方法」
7日、オードリー若林がニッポン放送のラジオ「オードリーのオールナイトニッポン」で、「Twitterで怒らないで済む方法」を勧めている。

若林は、番組の冒頭で自身初の著書「社会人大学人見知り学部 卒業見込」の発売を記念して、期間限定でTwitterをはじめた事を報告した。若林は「映画観ましたって言ったら、『何の映画ですか?』とか」「自分の行動に反応があるってことが、無いじゃない?普段Twitterやってないと。だから人にあたるね、あたりを起こす」とTwitterを使った感想を述べ、早くもその反応の大きさに驚いている。

また、「『Twitterをやるにあたっての注意事項』をいっぱい書いてたら、それがTwitterより全然盛り上がっちゃって、もう25箇条くらいある」「まず『呑んで酔ったらツイートをしない』が一行目にきたりして」と、かなり使い方に気を使っていることも明かしている。これまでTwitterの思わぬ発言で批判を受けた芸能人も多く、繊細なことで知られる若林はトラブルに巻き込まれないよう、細心の注意を払いたいのだろう。

Twitter上のトラブルでも、若林が特に気にかけているのが「ツイッターのリプライに怒っている人」だという。「自分がつぶやいたことに対して、例えば単純に『若林バーカ』って書かれて、それとケンカするのが嫌なんですよ」「だって、飛んで火に入る、じゃん」と、売り言葉に買い言葉で反応していまう愚かさを説いている。さらに若林は、こういったトラブルを避けるため「どうやってキレないようにすれば良いですか」と、Twitterを使い慣れた先輩芸人にアドバイスを求めたという。

その芸人によれば「(リプライしてきた相手が)ホントに全然面白くなくて、いいことが何にも無い毎日を送っている人だと思えば」「つまり(その人を)超下に見れば、怒らないで済むとおもうよ。恋人もおらず、仕事でも評価されておらず、クズなんだと思えば『しょうがないよな』って思える」のだとか。若林にこの話を伝え聞き、春日は「相手のリングに上がらないってことですよね」「なるほど、それは大事だね」と理解を示している。

ところが、若林は「そういう風に思おうと思ったんだけど、それはそれで失礼なんじゃないかな」と述べ、一度は納得したものの、疑問をもったのだという。続けて「いろんなことが書いてある中で、(リプライは)『俺のことを言ってんじゃねぇな』っていうのがちょっとあるのよ」と発言、別の視点に気がついたそうだ。

若林は「人間って、超怒こる人って、やっぱり怪しい人じゃん。俺は春日さんにダメ出しいっぱいしてた時期あるよ、若い頃」「今、この歳になって分かるけど、春日さんに一回、ちゃんと謝りたかったんだけど、完全に俺が不安だったから」と過去に自らが不安のために春日に当たっていたことを告白。Twitter上でも同様に、発言者が不安を抱えているからこそ、それをぶつけてくるのではないかと語った。

最後に若林は「会社とか上司でも、ガミガミうるさい人がいたら、みなさん怪しいなって思ってください。その人、不安でビクビクしている野郎だぜ!」と説き、リスナーへのアドバイスとしている。

また、番組中に電話で若林から意見を求められた「twinavi公認アナウンサー」の吉田尚記氏は、Twitterで寄せられる誹謗中傷に対しては「その人がどういう生活をされているのか、普段どういうつぶやきをしているのか、ツイッターだったら見ることができるわけじゃないですか」「(それを見て)『あぁ、この人とは別に真面目に向き合わなくていいんだな』と思って、溜飲を下げています」と述べ、「相手を下に見る」理論を実践していると明かしている。

人によって過激なリプライへの対処法は色々あるようだが、若林・吉田氏に共通するのは「相手のリングに上がらない」ということのようだ。

Twitterをやる際の注意事項を書くのが、Twitterをやるよりはかどった。最初に書いたのはみんなの忠告通り、呑んだらつぶやかない。
— 若林正恭さん (@syakaijindaigak) 2013年4月5日

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