佐賀牛を使ったハンバーグ定食が630円！那珂川の隠れた名店『青空食堂』

さて、今回から博多の謎のおいしゃん”ウエス田さん(仮)”から福岡のグルメ記事をご寄稿いただくことになりました。

ホークス観戦と食べ歩きが趣味のウエス田さんとは以前から、「福岡に観光で来た人が行くべきラーメン屋特集」とか、「ホットドッグ屋どこが美味いか選手権」(実質移動しない移動販売のやつ。観光地チックなところにホットドッグってのは福岡特有の文化ですよね。)などなど、食べ物に関する特集をやろうという話が出ては立ち消えしてたのですが、せっかくいろんな店に行かれているのでジャンルを固定せずざっくばらんにご紹介いただくことになりました。

ウエス田さん(仮)プロフィール
ホークスとB級グルメを愛する生粋の福岡人。特に好きなものは麺類とカレー。ホームは福岡市。仕事柄、九州各地を中心に西日本各地に出没。過去には東日本にもいたので時折その情報も。

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ウエス田さんのグルメ記事は「美味い・マズイ」という単純な二元論ではなく、その店のバックボーンを取材する(お店の人とダベりながら聞くスタイル)ことで博多の外食文化の歴史と謎を紐解いていくような、思わず「へ～！」と唸るものが多いのが特徴的です。

・・・と言いながら、記念すべき第１回目は比較的新しいお店になります。那珂川にある、佐賀牛ハンバーグで人気の『青空食堂』です。この店知らなかったもので。。。那珂川といえばあしずり定食センターばっか行ってました。いやぁしかし旨そうだ。

【青空食堂/那珂川町片縄】

那珂川町と言えば私はこの店を一番に上げる。私の昼飯ローテーションの一角を担う重要な店。密かに通い続ける（笑）

今年でもう７年目を迎える。最近はメディアでの露出も多くなった。肉にこだわる若い御主人。使用しているのは佐賀牛だ。なのに非常にリーズナブル。

青空ハンバーグ定食 (630円/1.5倍780円/2倍930円)
※めし・汁物・漬物はお代わり自由。生玉子一個付き。
(画像は1.5倍)

やっぱこれでしょう。最近この名前に変わった。以前は『佐賀牛ハンバーグ定食』だった。御主人曰く、｢牛のブランドで勝負してるわけではない。ただお客さんに美味しい料理でお腹いっぱいになって満足して欲しいからこの名前にした｣とのこと。そのコンセプトの告白に私は涙（笑）。

熱々のハンバーグが鉄板に乗って現れる。つなぎには玉子は使っていないので牛肉本来の旨味を堪能出来る。しかもガッツリくる味だ。自家製のタレをかけるのだがこれがハンバーグに絡むとニヤけている自分の顔を想像して良い意味で自己嫌悪に陥ってしまう（爆）

麦ご飯を使用しているがこれがまた美味い。客はみんな、玉子かけご飯にして流し込む。コストを抑える為にセルフサービスだが気にしない。

星：☆☆☆☆☆☆

高田社長ばりに言えば『いいですかみなさん。この佐賀牛を使ったハンバーグに麦飯おかわりし放題がセットで630円！ 630円ですよ！』である。

御主人夫婦の接客も凄く良い。お世辞じゃなく素直に思いやりの言葉をくれる。おかげで午後気持ちよく仕事が出来る。

もちろん他のメニューも秀逸だ。そのリポートは改めて。
青空食堂は鉄板である！！！(掛詞)