プリンスホテルがメニュー表示と異なる食材を使っていたとしてお詫び 「和栗のモンブラン」に韓国産栗を使用するなど64商品が該当

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全国にホテルチェーンを展開するプリンスホテルは24日、「メニュー表示と異なった食材を使用してお客さまに料理を提供していた」としてホームページ上でお詫び文を掲載した。

グランドプリンスホテル新高輪のレストランを利用した客が外部の予約サイトに「メニュー表示と異なった食材を使用しているのではないか」と投稿。これを受け社内調査をした結果、グループ25店舗・64商品で記載とは異なる食材を利用していたことが判明。

 たとえばザ・プリンス さくらタワー東京のルームサービスで提供していた「国産牛ロースステーキ重特製胡麻ソース」は国産牛ではなくオーストラリア産牛を、またザ・プリンスパークタワー東京のルームサービス「鮮魚と浅利ドライトマトのアクアパッツァ」には鮮魚ではなく冷凍した生魚を、新宿プリンスホテルロビーラウンジの「和栗のモンブラン」は韓国産栗を使用するなどしていた。

プリンスホテルは「ご利用いただきましたお客さまには、ご利用状況をお伺いしたうえで、当該施設において、代金を返金させていただきます。」としているが、例えばブッフェ料理の一部にズワイ蟹と表記しながらアブラ蟹を使用していた品川プリンスホテル「リュクスダイニングハプナ」では、提供していた約3週間において9,000名近い利用者がおり(ランチ大人3,200円ディナー大人5,500円)仮に全員に返金となるとハプナ1店舗だけでも3,000万円を超える大損害となりそうだ。

メニュー表示と異なった食材を使用していたことに関するお詫びとお知らせ(PDF)
メニュー表示と異なった食材を使用していたことに関するお詫びとお知らせ(PDF)