ここでは、事務局の独断であったとし、コミッショナーの了解を得ていたとする、これまでの説明を覆したばかりか、加藤良三コミッショナーは「知らなかった」と強調し、下田事務局長も「混乱していた」と苦しい釈明に終始。加藤コミッショナーに至っては、「これは不祥事ではない」と言い切り、辞意を否定するなど、彼を頂点とした組織の体質に野球ファン&関係者の信頼は失墜したといえる。
すると、すでに4月の時点で、「なんで内緒にするんですかね?」というフォロワーからの問いに、「お偉いさんの顔でしょう」と答えていたテキサス・レンジャーズのダルビッシュ有が、自身のツイッター上で再び言及した。
フォロワーから寄せられた「コミッショナーは全く知らなかったとしらをきってますが」という質問に対し、「知らない事はないでしょう。てか知らない方が問題でしょ。。」と呟いたダルビッシュは、公式球に加藤コミッショナーの名前が記されている点についても、「名前まで入れて、中身知りませんはなぁ。。」と皮肉った。
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