今日のお店は笹丘ダイエーの向かいのパチンコ屋にある豚骨ラーメンの名店『基峰』です。
私の回りで「普段は豚骨ラーメンをあまり食べないんだけど基峰のラーメンは食べられる」と言った女性が過去に2人いました。よその店とは何が違うのか、また『基峰』という名前はどこから来ているのか(私の勝手な予想:店主が佐賀県基山町出身)、それではウエス田さん張り切ってどうぞ。
ウエス田さん(仮)プロフィール
ホークスとB級グルメを愛する生粋の福岡人。特に好きなものは麺類とカレー。ホームは福岡市。仕事柄、九州各地を中心に西日本各地に出没。過去には東日本にもいたので時折その情報も。
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【基峰(きほう)/福岡市中央区笹丘】
(´Д`){やっとこさ100投稿目である)※編注:ウエス田さんの他の投稿はRetty参照
節目の今回は私が世界で一番愛するラーメン屋、『基峰』さんについて話をしよう。北海道から鹿児島まで色々食ってきたが私の中では誰が何と言おうとNo.1だ。たとえ『ふくちゃん』でも敵わない。
このエリアでは有名である。私も激しく通う。ガイド本やメディアにもちょこちょこ紹介される。
かしこまってこんな事書くのは初めてなんだが(他の投稿も初めてばっかりなんだが[恥])
油山観光道路沿い。ダイエー笹丘店=マイマイスクールの対面にあるエムザスというパチンコ屋の建物にその店はある。
1970年創業。今年で43年になる老舗である。屋号はズバリ御主人(姉川基峰さん)のお名前から命名された。
ご家族で経営されていて時間帯によっては凄くアットホームな雰囲気を醸し出している(お孫さんがテーブルで宿題してたり…)。御主人の実家は製麺業を営まれていて、御主人も手伝っていたが自らがラーメンを作りたくなって『基峰』を開業したという。
ラーメン(450円)
豚のゲンコツ2に対して鶏ガラ1の割合。牛骨も加えてあるとのこと。それらを砕きながら炊き込む。とにかく獣臭を抑える為にすりおろした大量のニンニクも混ぜてある。全てのニオイを感じなくなるまで9時間煮込むのである。そうやって出来上がった出汁に、かえしの醤油を多めに使う。そうすればあの特有の茶褐色のスープが完成するのだ。『基峰』の最大の特徴であるあのまろやかな甘味は臭みの無くなったニンニクが要因なのだ。油分が表面をコーティングし無茶苦茶熱い。こってりでもなくあっさりでもない。
麺は御主人の御実家の姉川食品(糟屋郡須恵町)の特注。要するに自家製麺である。上記のスープによく絡む細麺ストレート。麺本来の味を引き出す為、デフォルトが硬麺である。
チャーシューはプリっとした食感を残す脂身もちょうど良く残るタイプでこちらもスープとの相性は抜群である。
食えばわかるが他の店とは明らかに違うポリシーを持った『基峰』の味なのだ。たまらない。
評価:☆☆☆☆☆☆☆
この店にはルールがある。
一、ラーメンにはレンゲが付かない。スープは丼を持ちグビグビッと飲むこと。
一、替玉はおかわりする為ではなく麺を硬麺で食べる為のシステムであり硬麺以外は注文出来ない。
この二つさえ理解していれば楽しめるくさ。
時間帯を外してもけっこう客がいる時もあるが、回転は早いので安心して行けばいい。
私が幸福を感じるのはここのラーメンを食ってる時だと言っても過言ではない。
他にも味噌ラーメンやチャンポン、焼きそばもあるがどれも美味い。改めてリポートしよう。
(´∀`)ラーメン好きはかく語りき。『基峰』は人生の彩り。
基峰
福岡市中央区笹丘1-12-23
092-761-3950