中央保育所移転問題に急展開 保育園用地の選定にあたり汚職的サムシングな香りがプンプン

高島宗一郎 中央区今泉にある中央保育所の移転問題について、「不当な税金支出である」とする保護者側の住民監査請求に対し、市監査委員会は「不当な支出であるという明確な証拠が得られない」として請求を棄却したものの、「(市側の)保育園用地の選定は不透明」「選定前からこの土地を取得する方針があったのではとの疑念をぬぐえなかった」との声明を発表しました。


西日本新聞夕刊

保育所移転「土地選定が不透明」 福岡市監査委員、異例の意見 住民請求は棄却

>監査結果によると、市は2011年7月に中央保育園の移転用地の取得を内定。同年8月、市OBが再就職した市内の不動産会社(※編注:㈱福住)が当時の所有者から7億6600万円で今回の土地を買い、市は13年4月、この不動産会社から8億9900万円で購入した。

土地選定手続きでは、選定されなかった土地の単価を当時の地価公示価格相当額の3倍に見積もるなど「明らかに不正確な資料」を提出しており「選定前からこの土地を取得する方針があったのではとの疑念をぬぐえなかった」とした。
現在分かっているキナ臭い箇所は以下の2点。

  • 市役所OBが在籍する不動産会社から土地を取得していること
  • 選定されなかった他の候補地の土地価格を公示より3倍高く見積もっていたこと

1行目の市役所OB在籍の件は仮に”たまたま”だったとしても、2行目は理由はどうあれ完全にAUTOですなこれ。

冒頭お伝えしたとおり、移転中止を求める住民側の請求はいったん退けられましたが、このアクションのおかげでどこかの誰かのクビがスパーンといきそうな匂いが急浮上しているといった状況です。以上です編集長!

(画像:アメーバブログ)